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セレクトノート ― 迷ったときの、小さな相談相手。

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RORRYのモバイルバッテリー、1台選ぶならどれか

モバイルバッテリーって、なぜか急に必要になるんですよね。朝、充電し忘れて出かけたとき。旅行の前日。災害のニュースを見た夜。

そういうときに限って、どれを買えばいいか分からない。容量は大きいほうがいい気がするけど、重いのは困る。安いのは不安だし、高いのはなんとなく悔しい。

RORRYは、その「なんとなく」の部分にちょうど刺さる価格帯に商品を置いているブランドです。2,590円から8,990円まで、容量も形もばらばら。この記事では、公式ストアの数字を並べて、どこで選び分けるのかを整理しました。

結論:持ち歩き方で選ぶ

容量から選ぶと、だいたい失敗します。重くなるからです。だから、順番を変えます。どう持ち歩くか → 何を充電するか → 容量。この順で考えます。

この4つで、ほぼ全部です。あとは容量と重さのトレードオフを、自分の体力とバッグの大きさで決めるだけ。

公式ストアは30日返品保証と12ヶ月製品保証つき。まずはラインナップを眺めてみてください。

RORRY公式ストアを見る

RORRYはどんなブランドか

RORRYは、モバイルバッテリーと充電器を中心に展開しているブランドです。日本向けの公式ストアがあり、日本語のサポート窓口が用意されています。

ラインナップの特徴は、形のバリエーションです。キーホルダー型、コンセント一体型、MagSafe対応、巻取りケーブル内蔵。容量違いの同じ形を並べるのではなく、持ち歩き方から逆算した製品を作っている印象があります。

公式サイトで案内されている保証はこの3つです。

安いブランドほど、この「買った後」の表示をよく見たほうがいい。RORRYはそこを明記しているので、その点は評価できます。

返品・保証には条件があります。購入前に公式サイトの返金ポリシー・保証ポリシーを確認してください。

主要モデルの比較表

モデル容量価格(税込)出力向いている場面
CharmGo D2 2500mAh2,500mAh2,590円公式ページ参照緊急時の継ぎ足し
CharmGo T1 5000mAh5,000mAh3,290円公式ページ参照半日のお出かけ
CharmGo D2 5000mAh5,000mAh3,980円15W短時間の外出・日常携帯(約132g)
CharmGo D2 10000mAh10,000mAh4,980円20W通勤・毎日のお出かけ(約259g)
PalmGo D5 10000mAh10,000mAh4,990円USB-C薄型・シンプル重視
CB06 10000mAh10,000mAh4,990円22.5W充電器と兼用したい
CharmGo D2 20000mAh20,000mAh6,980円30W旅行・防災(約380g)
Flow CB4 10000mAh10,000mAh7,990円40WACプラグ+ケーブル内蔵
CharmAir P8 10000mAh10,000mAh7,990円22.5WMagSafe対応iPhone
CharmGo D4 10000mAh10,000mAh7,990円45W小型で高出力
H4 20000mAh20,000mAh8,990円100WノートPC・複数端末

※2026年10月時点のRORRY JAPAN公式ストア掲載情報より。価格はセール・クーポンで変動します。重量は公式の比較表に記載のあるモデルのみ記載しました。

表を見ると、10,000mAhが4,980円〜7,990円まで幅広く並んでいるのが分かります。同じ容量でこの価格差が出るのは、出力と内蔵しているもの(ケーブル、ACプラグ、MagSafe)が違うからです。容量だけで比べると失敗する、というのがここに出ています。

キーホルダー型 CharmGo D2

CharmGo D2は、カラビナでバッグに引っ掛けられるキーホルダー型です。容量は2,500mAh、5,000mAh、10,000mAh、20,000mAhの4種類。

この形のいいところは、「入っていることを忘れられる」ことです。バッグの底を探さなくていい。ケーブルも内蔵されているので、取り出す→挿す、の2動作で充電が始まります。

公式の比較表では、5,000mAhが約132g、10,000mAhが約259g、20,000mAhが約380g。同時充電はそれぞれ最大4台、4台、5台です。

現実的なのは10,000mAh(4,980円・約259g)だと思います。スマホ1台を1.5〜2回充電できる容量で、重さは250mlのペットボトルとほぼ同じ。毎日バッグに入れておくなら、このあたりが上限です。20,000mAhは380gあり、持ち歩くとけっこう肩にきます。

2,500mAh(2,590円)は、正直「保険」です。スマホを満充電にはできませんが、帰りの電車で地図を見る、連絡を取る、くらいなら足ります。常に持ち歩く前提なら、軽さは正義です。

迷ったら10,000mAh。毎日持ち歩く前提なら、重量を確認してから決めてください。

CharmGo D2の価格を見る

コンセント一体型 Flow CB4/CB06

コンセント一体型は、ACプラグを本体に内蔵したタイプです。ホテルや出張先では充電器としてコンセントに挿し、移動中はモバイルバッテリーとして持ち歩く。充電器とバッテリーを1台にまとめられるのが利点です。

RORRYには2種類あります。

3,000円の差は、出力とケーブル内蔵の有無です。40Wあると、ノートPCやタブレットもある程度は充電できます。22.5Wはスマホ向け。何を充電するかで決めてください。

この形の注意点は、コンセントの位置です。プラグが直接生えているので、家具の後ろや狭い場所では挿しにくいことがあります。また、ACプラグを収納する構造になっているモデルは、収納部分にホコリが溜まりやすい。定期的に拭く前提で考えたほうがいいです。

それでも、旅行の荷物が1個減る効果は大きいと思います。充電器、ケーブル、バッテリーで3点だったものが、1点で済むわけですから。

MagSafe対応 CharmAir P8

CharmAir P8は、iPhoneの背面に磁力で貼り付けて充電するタイプです。10,000mAh、22.5W、7,990円。

ケーブルを挿す動作がなくなるので、歩きながら、あるいは片手で操作しながら充電できます。これは実際に便利で、一度慣れると戻れません。

ただし、条件が3つあります。

  1. iPhone側がMagSafeに対応していること(iPhone 12以降)
  2. MagSafe対応のケースを使っていること。厚いケースや金属製のケースでは吸着しません
  3. ワイヤレス充電は、ケーブルより速度が落ちること

3番目は誤解されやすいところです。Qi2やMagSafeは「置くだけ」の便利さと引き換えに、有線より時間がかかります。急いでいる場面では、ケーブルで挿したほうが早い。この割り切りができる人に向いています。

大容量 H4 20000mAh 100W

H4は、20,000mAhで最大100W。アルミ合金ボディに巻取りケーブルを内蔵したモデルで、8,990円です。

100Wあると、ノートPCを充電できます。これは大きい。カフェで作業するとき、ACコンセントの奪い合いをしなくて済みます。USB PD対応のノートPCなら、純正充電器の代わりになる可能性があります。

ただし、20,000mAh・アルミボディは重い。毎日持ち歩くものではありません。旅行、出張、防災バッグ、車の中。そういう「置いておく場所」がある人向けです。

モバイルバッテリーは、容量が増えるほど「持ち歩かなくなる」という逆説があります。重いから家に置きっぱなしになって、いざというときに持っていない。これがいちばん悲しいパターンです。H4を選ぶなら、持ち歩く日を決めておくといいと思います。

向かない人

向いている人

  • とにかく安く、必要十分な1台が欲しい
  • ケーブルを別に持ち歩きたくない
  • バッグに付けておける形が欲しい
  • 旅行の荷物を減らしたい
  • ノートPCも充電できる大容量が欲しい

向かないかもしれない人

  • 純正品以外は絶対に避けたい
  • ワイヤレス充電の速度に不安がある
  • とにかく軽さだけを優先したい(2,500mAhでも重く感じる人も)
  • デザインより、無難な黒一色がいい
  • 日本メーカー製であることにこだわる

最後の項目は、実際に判断基準にしている人がいます。それはそれで正しいと思います。ただ、モバイルバッテリーは安全性がPSEマークなどで一定の基準を満たす必要があるので、マークの有無を確認するほうが、国籍より実効性のある判断になります。

安全面で確認したいこと

モバイルバッテリーは、扱いを間違えると発火します。安い高いに関係なく、確認する価値のある項目を並べます。

もうひとつ、2026年4月24日以降、日本の航空会社ではモバイルバッテリーの扱いが変わりました。160Wh以下のものを1人2個まで機内持ち込み可能、預け入れは不可。そして機内でモバイルバッテリー本体を充電すること、モバイルバッテリーから電子機器へ給電することは禁止されています。

10,000mAhは約37Wh、20,000mAhは約74Wh(3.7Vの場合)。どちらも160Wh以下なので持ち込めますが、機内で使えない点には注意してください。航空会社ごとの規定もあるので、搭乗前に確認するのが確実です。

容量・出力・重量は、公式ストアの商品ページでまとめて確認できます。

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編集部のひとこと

モバイルバッテリーを何個か持っているのに、いざというときバッグに入っていない。これ、わりとあるあるだと思います。原因はだいたい重さです。だから最近は、軽いものを1個だけ、いつものバッグに常駐させています。

容量の大きい1台より、軽い1台を持ち歩く習慣のほうが、たぶん役に立ちます。そういう意味では、2,500mAhのキーホルダー型は、地味だけど正解に近い選択肢だと思います。

よくある質問