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1泊2日の出張・旅行に、充電道具は何を持っていくか
出張のカバンを開けると、ケーブルが3本、充電器が2個、使っていない変換アダプタが1個。そんな経験はないでしょうか。私もあります。
1泊2日なら、必要な電気はたかが知れています。スマホ1台、イヤホン1台、場合によってはノートPC1台。それなのに、なぜか荷物だけが増えていく。
この記事では、1泊2日の出張・旅行を前提に、充電道具を4点に絞る考え方を書きます。荷造りのたびに迷わないよう、役割で覚えるのがコツです。
目次
結論:充電器1・バッテリー1・ケーブル1・イヤホン1
1泊2日で持っていくのは、この4つです。
- 充電器1個:ACプラグとケーブルが一体になったタイプ。ホテルのコンセントに挿すだけで使えます
- モバイルバッテリー1個:10,000mAh前後。移動中の充電と、ホテルでコンセントが取れないときの保険
- ケーブル1本:1.8m前後の長いもの。短いと、コンセントの位置が悪い部屋で詰みます
- イヤホン1個:移動中の騒音対策。新幹線・飛行機ならノイズキャンセリングがあると楽です
ノートPCを持っていくなら、充電器は65W以上を選んでください。40WクラスだとPCの充電が間に合わず、結局もう1個持つことになります。
なぜ「絞る」とうまくいくのか
理由は3つあります。
ひとつはホテルのコンセントが少ないこと。ビジネスホテルの部屋には、ベッド脇と机の下に1口ずつ、くらいしかありません。充電器が2個あると、片方は床で充電することになります。
ふたつめは忘れ物が減ること。ケーブルが3本あると、どれを抜いたか分からなくなります。1本なら、抜き忘れに気づけます。
みっつめは荷造りの時間が短くなること。役割が決まっていれば、「これとこれ」と機械的に入れられる。出発前夜に考えなくて済みます。
荷物リスト
| 役割 | 選ぶ基準 | 商品例 |
|---|---|---|
| 充電器 | ACプラグ一体・40W以上(PCなら65W以上) | RORRY Flow CB4 Amazon |
| モバイルバッテリー | 10,000mAh・250g前後 | RORRY CharmGo D2 10,000mAh Amazon |
| ケーブル | USB-C to USB-C・1.8m前後 | Anker PowerLine III Flow 1.8m Amazon |
| イヤホン | ノイズキャンセリング・ケース込みで長時間 | EarFun Air Pro 4 Amazon |
| 収納 | 自立する・仕切りがある | tomtoc 二層ガジェットポーチ Amazon |
※商品例は2026年10月時点の掲載情報によるものです。価格・在庫はリンク先でご確認ください。
充電器は1個で全部まかなう
出張の充電器でいちばん失敗しやすいのが、「スマホ用」と「PC用」を別々に持っていくことです。1個で済むなら、そのほうが確実に楽です。
RORRY Flow CB4(7,990円)は、10,000mAhのバッテリーにACプラグとUSB-Cケーブルを内蔵したタイプ。ホテルでは充電器としてコンセントに挿し、移動中はモバイルバッテリーとして持ち歩けます。最大40Wなので、スマホとタブレットは十分、軽めのノートPCも充電できます。
この形の注意点はコンセントの位置です。プラグが直接生えているので、家具の後ろや狭い場所では挿しにくいことがあります。また、ACプラグの収納部分にホコリが溜まりやすい。定期的に拭く前提で考えてください。
それでも、充電器とバッテリーが1個になる効果は大きいと思います。荷物が1点減るだけで、カバンの余裕が変わります。
バッテリーは「薄くて軽い」を優先する
モバイルバッテリーは、容量よりも持ち歩く気になるかで選んだほうがいいと思います。20,000mAhは便利ですが、重いのでカバンの底に沈み、使わなくなります。
1泊2日なら10,000mAh・250g前後が現実的です。スマホ1台を1.5〜2回充電できる容量で、重さは250mlのペットボトルとほぼ同じ。毎日カバンに入れておいても苦になりません。
RORRY CharmGo D2 10,000mAh(4,980円・約259g)は、カラビナでカバンに引っ掛けられる形です。ケーブルも内蔵されているので、取り出す→挿す、の2動作で充電が始まります。出張先で「ケーブルがない」となる確率が下がります。
飛行機に持ち込む場合、10,000mAhは約37Wh。160Wh以下の制限に余裕で収まります。ただし預け入れは不可で、機内での充電・給電は禁止されています(2026年4月以降の日本の航空会社のルール)。ここは毎回引っかかる人がいるので、保安検査の前に手荷物へ移しておいてください。
ケーブルは長い1本に統一する
ケーブルは、地味だけど失敗が怖い道具です。短い1本しか持っていないと、ホテルのコンセントがベッドの下にあって届かない、ということが起きます。
おすすめは1.8m前後のUSB-C to USB-C。長すぎると絡みますが、1.8mなら机の上まで届いて、束ねても邪魔になりません。素材が柔らかいものは絡みにくく、断線にも強いです。
種類はUSB-C to USB-Cに統一してください。ライトニングやmicroUSBを混ぜると、結局ケーブルが増えます。古い機器も使うなら、変換アダプタを1個だけ持つほうが、ケーブルを増やすより軽く済みます。
イヤホンはノイキャンで決める
移動中の騒音は、思っている以上に疲れます。新幹線の走行音、飛行機のエンジン音、待合室のアナウンス。ノイズキャンセリングがあると、到着したときの疲れ方が違います。
EarFun Air Pro 4(9,990円)は、ANC最大50dB、LDACとaptX Losslessに対応し、再生はイヤホン単体で11時間、ケース込みで52時間。1泊2日なら充電器を持っていかなくても足ります。
注意点は、iPhoneではLDACが使えないこと。これはAndroid向けのコーデックです。iPhone中心なら、コーデックより装着感とノイキャンの効きを見たほうがいいと思います。
ポーチは「入れっぱなし」にする
ここまでで4点。これを毎回バラバラに集めるのは面倒なので、ポーチごと常備します。
選ぶ基準は、自立することと仕切りがあること。自立しないと、開けたときに中身が散らばります。仕切りがないと、ケーブルが絡まります。
「出張用ポーチ」を1つ作って、帰宅したら補充だけする。これが習慣になると、荷造りが本当に楽になります。私たちは、モバイルバッテリーだけは使うので別にしていますが、それ以外はポーチに入れっぱなしです。
海外に行く場合の注意
海外渡航では、国内向けの前提がいくつか崩れます。
- プラグ形状:国によってA・B・C・Oなど形状が違います。変換プラグを1個持っておくと安心です
- 電圧:日本は100V、多くの国は220〜240V。USB充電器の多くは100-240V対応ですが、ドライヤーやヘアアイロンは非対応のものが多いです。変圧器が必要になるか、そもそも持っていかないかを選んでください
- モバイルバッテリーの持ち込み:国や航空会社によって規定が異なります。160Wh以下が一般的ですが、表示のないものは止められることがあります
- ホテルのUSBポート:昔のホテルにあるUSB-Aポートは出力が低く、充電に時間がかかります。ACコンセントから取るほうが確実です
海外用の変換プラグは、空港で買うと高いです。国内で数百円のものを先に用意しておくほうがいいと思います。
ありがちな失敗
- ケーブルだけ忘れる:充電器とバッテリーは持ったのに、ケーブルがない。これがいちばん多いです
- ホテルで充電し忘れる:朝出るときに「あ、挿したまま」。コンセントを抜くときに一緒に確認する習慣をつけます
- PCの充電器を兼用しようとして足りない:40WでPCを充電すると、使っている間は残量が増えません。PCを持つなら65W以上を
- 大きなバッテリーを持て余す:20,000mAhは重い。1泊なら10,000mAhで足ります
- ポーチに入れっぱなしで点検しない:半年に1回は中身を出して、ケーブルの断線とバッテリーの残量を確認します
向かない人
向いている人
- 月に1〜2回、1泊2日の出張がある
- 荷造りに毎回時間がかかる
- カバンの中のケーブルが絡んで困っている
- 移動中の騒音で疲れやすい
- 荷物を減らして身軽に動きたい
向かないかもしれない人
- 2泊以上でPC作業が多い(容量も出力も足りません)
- カメラや照明機材を持っていく(別の電源計画が必要です)
- 海外に長期滞在する(変圧器やプラグを別に揃えたほうが確実です)
- すでに自分なりの装備が固まっている
- とにかく安く済ませたい(手持ちの道具で足りることも多いです)
よくある質問
1泊2日でスマホ1台なら10,000mAhで足ります。スマホ2台、あるいはタブレットも使うなら20,000mAhを検討してください。ただし重くなるので、持ち歩く気になるかを優先したほうがいいと思います。
スマホとタブレットだけなら20〜40W、ノートPCも充電するなら65W以上が目安です。PCの必要ワット数は機種ごとに違うため、ACアダプタの表記を確認してください。
モバイルバッテリーは預け入れできません。手荷物(機内持ち込み)に入れてください。160Wh以下のものが1人2個まで、というのが一般的な目安です。機内での充電・給電は禁止されているので、搭乗前に確認しておくといいと思います。
使えますが、出力が低く時間がかかることがあります。特に古いホテルのUSB-Aポートは給電専用で、データ転送や急速充電には向きません。ACコンセントから充電器を使うほうが確実です。
出張の荷造りでいちばん時間を使うのは、たぶん充電道具です。ケーブルを選んで、充電器を選んで、念のためにもう1本。でも、実際に使うのは1本だけなんですよね。
4点に絞ってから、出発前夜に考える時間が10分くらい短くなりました。地味ですが、毎月のことなので、年間にするとそこそこです。